お手軽なマットレスの干し方!干す時間や頻度など乾燥の方法

マットレスの干し方

以外と知らない人も多いのが「マットレスの干し方」です。

マットレスは敷布団と同じように汗を吸収して湿気が溜まるようになっていきます。そのため、定期的に干して風通しを良くして衛生面を保つ必要があります。

しかし、間違えてしまう人が多いのがマットレスを干す頻度や乾燥の時間だけでなく、天日干しや陰干しなどの仕方の部分です。

もともと、敷布団と違い頻繁に手入れする寝具ではなく、横面に通気口があるなど構造になっていることも多いですが、多少のお手入れは必要となってきます。

重たくて手入れが大変だと思われがちですが、敷布団のように外に干す必要はないのでお手軽となっています。

この記事ではマットレスの干し方だけでなく、頻度や時間まで詳しく分かるようになっています。

マットレスの干し方

干す目的は汗を吸収して湿気が溜まってしまうからです。

そのため、マットレスの干し方には3種類あります。

  • 壁に立て掛ける
  • 陰干しをする
  • 何かを挟み扇風機で風を通す

敷布団とは違い外に干さなければいけない訳ではなく、底面を風を通すことが必要となります。

そのため、一般的なのは直射日光の当たらない場所で室内の壁に立て掛けておくことですが、女性だと重たくて運ぶのが大変なこともあります。

そんな時は片面に本などを重ねて置き、横から扇風機の風を当てたりすることでもお手入れができます。

そもそもマットレスを干す目的は下記の3種類です。

「マットレスを干す目的」

  • 湿気
  • 臭い
  • ダニ

寝ている時に吸収をした汗は底面に溜まるようになっています。

そのため、湿気対策として風を通してカビやダニを防ぎ、臭いが充満するのを防ぐ為に行われます。

マットレスは陰干しで天日干しできない

マットレスは敷布団とは違い陰干しでの手入れとなります。

天日干しができない素材が使われているので、必ずしも外で手入れを行う必要がないのですね。

直射日光を当てることで中の素材が収縮をしてしまったり、品質を低下させてしまうことになります。

知らずに天日干しをしている家庭もありますが、寿命を早め買い替えの頻度を上げてしまうことになります。

マットレスは陰干しが必要となるので壁に立て掛けたり、日が落ちた夕方ごろに外に干したりをするのですね。

マットレスの寿命の判断の仕方!寝具の耐久年数の目安をコイルやウレタンの種類で比較
マットレスの寿命は10年と言われることも多いですが、実際はそこまで耐久年がない寝具が多いです。この記事では「マットレスの寿命で買い替えが必要かの見極め方」や「耐久年数の目安」が分かります。高反発や低反発だけでなくコイルマットレスなど種類でも耐久性に違いがあります。

三つ折りのマットレスの干し方

三つ折りのマットレスの干し方も同様に壁に立て掛けです。

折り畳みできるので外に干しやすくはありますが、先ほど記載のように敷布団と同じように天日干しは必要な訳ありません。

重たくてできないから外に干さないのではないのですね。

そのため、三つ折りマットレスも壁に立て掛けたり、扇風機の風を当てて手入れをするようにしましょう。

マットレスを干す時間

マットレスを干す時間は2時間から3時間ぐらいです。

そもそもの目的は底面に溜まる湿気を解消させる為なので、長時間の風通しが必要となる訳ではありません。

手が空いた時間にでも壁に立て掛けたりをし、寝る前ぐらいにも使えるように準備をしましょう。

長時間ではなく短時間なので干す時間をそこまで気にする必要がないのですね。

マットレスを干す頻度

マットレスを干す頻度は月に2、3回と考えておきましょう。

湿気対策なので頻繁に陰干しや壁に立て掛けて行うに越したことはありません。

ただ、やらないよりはやった方が良いのであり、そこまで干す頻度が高いのはホテルなどの宿泊施設などに限られます。

定期的に月に2、3回の頻度を目安に干すようにしましょう。

天日干しできないのにダニ対策はできてる?

マットレスや敷布団は天日干しの直射日光でダニ対策はできません。

どちらの寝具も外に干して効果があるのは湿気対策によるカビやダニの発生を抑えることです。

そもそも直射日光を当てたとしてもダニを退治できるほどの50度以上の温度にはならないのですね。

そのため、マットレスは陰干しだから敷布団と違いダニ対策ができない訳ではありません。

詳しい対策は下記の記事で解説していますが、効果があるのは餌を取る為に掃除機で吸い込んだり、シートで除去をすることなのですね。

マットレスは乾燥や風通しを目的に干す

マットレスに必要となるのは風通しによる乾燥です。

日本人は敷布団のイメージが強いので、どうしても外に干すのが必要と勘違いをしやすいです。

そもそも敷布団に関しても干して乾燥による風通しの効果であり、ダニなどの駆除ができている訳ではありません。

そのため、敷布団であれば乾燥機が用いられ、マットレスに関してはダニ取りシートや除湿シートが使われます。

陰干しだと気になる人はこれらの寝具用品を活用するようにしましょう。

各寝具メーカーでも手入れの部分は解説がされてますが、例えば最近人気のあるだとモットンであれば、「定期的に風通しの良い場所でモットンを立てかけて陰干しし、底面の湿気を良く乾燥」です。

本当に陰干しで大丈夫なのか心配される方もいますが、他のメーカーも同様でありそれが推奨される方法なので安心をしてください。

モットンの口コミ評判!モットンのマットレスはやらせで怪しい?
モットンの口コミをまとめています。腰痛に良いと人気ですがモットンのマットレスはやらせや怪しいなどの評判もあります。この記事で『モットンの口コミ』だけでなく、『からだにあう人の条件』や『やらせで怪しいと感じる部分を解決』できるようになってます。

コインランドリーでマットレスは乾燥機を使えない

1人暮らしだとコインランドリーでマットレスを乾燥させようと考えたことはありませんか?

そもそもマットレスに乾燥機はありませんので、コインランドリーに持っていっても無駄な手間となり失敗するだけです。

必要なのは乾燥機をかけることではなく、陰干しを行うことなので間違えないようにしましょう。

まとめ:マットレスは敷布団と違い頻繁に干す必要はない

マットレスの干し方は簡単なので長く使えるように定期的に行うようにしましょう。

同じ寝具でも素材は違い、敷布団のように木綿が使われている訳ではないので、天日干しをする訳ではないのでこの点だけは注意をしてください。

「この記事のまとめ」

  • マットレスは天日干しでなく陰干し
  • 壁に立て掛けたりして風を通す
  • 1ヶ月に1回程度の頻度

寝具は湿気対策として干すことにより、カビやダニの発生を抑えています。

しかし、どちらも天日干しをしてもダニ退治ができる訳ではないので、マットレスならダニ取りシートなどを活用し、敷布団なら乾燥機を使わないと効果がないのですね。

自分でマットレスのお手入れの仕方!定期的なメンテナンスの頻度も解説
マットレスのお手入れの仕方について解説。間違うと使えなくしてしまうので注意はあります。定期的なメンテナンスで長く使い続けられるのでお試しください。この記事ではマットレスのお手入れだけでなく注意する点やクリーニング業者に頼まざるを得ない状況まで分かります。
タイトルとURLをコピーしました