敷布団とマットレスの違い!どっちが良いかやベッドありなしの違い

敷布団とマットレス

寝具を選ぶ時に最初に決めるのが敷布団かマットレスのどちらを使うかです。

最近では敷布団でも厚みのあるのやマットレスでも薄いのが売られるなど、この2つにそこまで大きな違いはなくなってきます。

それにも関わらずマットレスと敷布団を比較しているのに、ベッドとの違いが解説されているのを見かけることも少なくありません。

この記事では新しい寝具の検討をしている人向けに、マットレスと敷布団の違いが分かり、どっちを選ぶと良いかが決められるようになっています。

敷布団とマットレスの違い

最近では色々な種類の敷布団やマットレスが売られるようになっているので、どれを使うかによって違いはなくなっていますが、一般的にはどう変わるのか表にまとめました。

違い敷布団マットレス
厚み薄い厚い
使い方直置きできる直置きできる
衛生面洗える天日干し
重さ軽い重たい
折り畳み折り畳めるできない・2つ折り・3つ折り

敷布団は直置きでマットレスはベッドで使うと思っている人も多いですが、実は使い方の面で違いはなくどちらも床で使うことができるのですね。

一般的には上記の違いがある傾向がありますが、今では洗えるマットレスやコイルが入った機能性敷布団も登場をしています。

そのため、どの寝具を使うか次第になってきており、違いはなくなりつつあります。

敷布団とは

敷布団とはもともと日本で古くから使われている寝具です。

日本では靴を脱いで室内を素足で生活をするのが一般的なので、床に寝具を設置して使う敷布団が使われていました。

マットレスと比べると厚さが薄いのが多く、体重が重たいと底付き感があったりなどのデメリットがあります。

ただ、コンパクトに収納をする為に折りたたみがしやすいのがメリットでもあります。

敷布団は木綿や羽毛などの素材が使われることが多く、使っていく内に形ができあがるので復元をせず、沈んだ状態になってしまうことも多いです。

マットレスとは

マットレスは古くから欧米などで使われている寝具です。

欧米では室内で靴を履いたまま暮らすことも多いので、ベッドの上にマットレスを敷いて使われてきました。

誤解が多いのがマットレスは必ずしもベッドや敷布団を上に敷く必要はありません

今では低反発から高反発まで硬さは多様にあり、直置きもできるので敷布団と同じように使えます。

2つ折りや3つ折りにできるマットレスもありますが、好きな位置で折りたためる訳ではなく、収納をするのには向いていません。また、敷布団と違い洗うのではなく天日干しをするのがデメリットでもあります。

マットレスは機能性を考えて、体圧分散や寝心地を高める為にスプリングが入れられたりなど、腰痛に悩まされている人向けのなどが豊富にあります。

腰痛に良い寝具を探している人は「腰痛マットレスの選び方」を参考にしてください。

ベッドのありなしとの違い

ベッドのありなしとの違いを、敷布団とマットレスの違いとして比較されていることは多いです。

結論から言うと、生活様式に合わせて日本と欧米でどう発展していったかであり、ベッドを使うことで大きな違いがある訳ではなく、インテリアや部屋の使い方で好みで選べば問題ありません。

ベッドを使うことによって変わるメリットは3つです。

「ベッドありのメリット」

  • 立ち上りやすい
  • 通気性が良くなる
  • オシャレ

ベッドがあることで寝具の高さが上がるので、立ち上がるにも寝るにも腰への負担が少なくなります。

また、敷布団やマットレスを直置きするのと違い、床との空間ができるので通気性も良く、カビなどを防ぐ効果が期待できます。

「ベッドありのデメリット」

  • スペースが固定される
  • 引越しや家具移動が大変
  • 床が傷つきやすい

ベッドありのデメリットとしては家具の移動に関わる部分が関係をしてきます。

日本は部屋が狭い家庭も多いですが、ベッドを使うと一定のスペースを常に使い続けるので、邪魔になりやすく引越し時には解体などの費用がかかることもあります。

敷布団もマットレスも単体で寝具として使える

敷布団もマットレスも同じように使うことができます。

日本人の多くは『敷布団は直置き』で『マットレスはベッド』や『敷布団を上に敷く』と勘違いをしていることも多いです。

しかし、敷布団もマットレスも単体で寝具として使うことができ、上に何かを敷かなければならない訳ではありません。

どちらの寝具も床で使うことができデメリットは「マットレスの直置き」で解説してるように、床と接地している部分の空気の流れがなくなるので、底がカビが生えやすくなることです。

そのため、敷布団もマットレスも同じ寝具であり、そこまで大きな違いがある訳ではないのですね。

敷布団とマットレスどっちが良い

敷布団とマットレスではどっちが良いかは基本的には好みで選べば問題ありません。

マットレスは敷布団に比べると機能性を考えて、スプリングを中に入れて体圧分散を高めたり、耐久性を上げたりなど種類が豊富にある傾向にあります。

但し、機能性敷布団なども販売がされているので、同じようにスプリングが使われていたり、凹凸マットなど体圧分散を考慮された素材もあります。

最近ではマットレスの直置きがオシャレと人気があり、一人暮らしだと厚めのを使っている人も増えています。

どうしても敷布団だと古いイメージを感じてしまい、なんとなく汚いと感じてしまいやすいですからね。

朝の腰痛に悩まされている人は機能性の寝具

朝の腰痛や肩こりに悩まされている人であれば、機能性寝具を選ぶようにしましょう。

特にマットレスの方が種類が豊富なので、からだに合ったのを見つけやすいです。

朝の腰痛は硬すぎたり柔らかすぎたりが原因になりやすいですが、体圧分散に優れ使い始めの状態を維持できる耐久性に優れたのを使った方が良いです。

そのため、機能性を考慮したスプリングマットレスで、からだにあった硬さのを使うようにしましょう。

まとめ

寝具を選ぶ時に最初に決めるのが敷布団かマットレスです。

しかし、敷布団かマットレスで大きな違いはなく、最近ではどの寝具を使うかに代わりつつあります。

そのため、どちらを使うかは好みで選ぶのが一般的であり、寝具で大切なのはからだに合ったのを使うことです。

寝具の購入を検討している人はどちらを使うか決めてから、あなたの体系にあったのを選ぶようにしましょう。

あなたの体系にあった素材や硬さについてご存知ない方は下記の記事をご覧になるのをおすすめします。

からだにあったマットレスの選び方!体型に合わせて素材や硬さや種類を選ぶ

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