高反発と低反発の違いを比較!腰痛にどっちのマットレスが良いかの選び方

高反発か低反発

マットレスや敷布団には高反発と低反発で違いがあります。

硬さや寝心地だけではなく、寝た時の姿勢が変わるので、体圧分散や通気性や寝返りにも違いがあります。

そのため、どっちが良いかはあなたの体重次第によっては変わってきます。

腰痛には高反発マットレスが良いと言われることも多いですが、全ての人に当てはまる訳ではないのですね。

あなたの体重次第では腰が浮いたり疲れが取れないですし、そもそも同じ高反発でも硬さは全く同じな訳ではありません。

高反発と低反発の違いを一覧で比較

まずは高反発と低反発の違いを一目で分かるように、一覧表で比較してみましょう。

反発力高反発低反発
硬さ硬い柔らかい
寝心地慣れてないと寝づらい心地よい
体圧分散一般的優れる
通気性優れるよくない
からだに合わないと腰が浮く深く沈む
選び方標準・体重が重たい人体重が軽い人・子供

高反発と低反発のマットレスでは比較しても分かるように違いが正反対なので、からだに合わない方を選ぶと心地良い睡眠を送ることはできません。

それどころか、腰痛や肩こりが悪化をしてしまうことになるので、特定の寝具を推薦する為に高反発や低反発が良いなど、体系に合わせずに紹介しているのには注意をするようにしましょう。

マットレスは高反発か低反発で選ぶと失敗する

マットレスや敷布団を高反発か低反発かの2択で考慮すれば、失敗をして疲れが取れなかったり、腰痛や肩こりに悩まされる可能性が高くなります。

寝具の反発力は最重要な項目でもあるので、からだにあった方を選ばなければ、その時点で失敗をしていることになります。

マットレスの硬さはニュートン(N)で表されますが、この数値が100Nを超えると高反発と言われ、それ以下を低反発と呼ばれます。

ようするに体重次第では高反発でも低反発でも、腰が浮いたり深く沈み込んだりします。

高反発マットレスだと沈み込まが浅いから腰痛に良いと見かけますが、80kgの人が100Nのを使うと沈み込みやすくなってしまいます。

高反発か低反発かで選ぶのではなく、大事なのはからだにあっている方を選ぶことなのですね。

体重に合わせた適切な反発力のマットレスや敷布団

マットレスや敷布団を選ぶ時は、体重に合わせた反発力で選ぶようにしましょう。

寝具の硬さは100Nのもあれば、250Nのもまで様々な種類があります。

一般的には100以上を高反発と呼ばれるものの、どんな体重の人が使うかにもよって、寝た時に姿勢には違いがでてきます。

柔らかいよりは硬い寝具の方が良いとは言われているものの、体重に合わずに反発力が強すぎるのも良くありません。

体重に合わせて適度に沈みこみ楽な姿勢で、背中がよく寝具に接地し体圧分散が上手く行われている寝具を選ぶようにしましょう。

あなたの体重ではどの硬さが良いのかは「腰痛マットレスの選び方やおすすめを比較」で一覧表で目安が分かるので、知らない人は必ずご覧になっておくようにしましょう。

高反発と低反発のマットレスの違い

ここからは高反発と低反発のマットレスで具体的にどう違いがあるのか解説をしていきます。

寝具はからだに合った反発力を選ぶのが重要ですが、どちらを使うかで寝た時の姿勢も変わってくるので、体圧分散や寝心地の面で同じな訳ではありません。

もともと沈みやすくしているのが前提が低反発で、ほとんど沈まないのを前提にしているのが高反発なのですね。

より2つの違いを知っておくことでからだにあった寝具を探す時に、ピッタリのを見つけやすくなります。

高反発マットレスの特徴

高反発マットレスはからだが全体的に沈むのが特徴のマットレスです。

もともと余り沈み込まないように、反発力を高めています。

そのため、脂肪が多くて重たいお腹やお尻が深く沈むのではなく、腰回りが軽く沈みその他の部分はほとんど沈まないようになっています。

そのため、特定の部位だけ沈んで負担を強めてしまうのではないので、腰痛や肩こりに良いと言われることも多いです。

但し、硬すぎれば腰が浮くので腰痛の原因にもなり、重たい人は適度な硬さも高反発マットレスを選ぶと良いです。

また、反発力が強いので復元力が高く、通気性も良い特徴がありますが、初めて使う人だと慣れるまで2週間ほどかかることも多く、硬くて寝れないと寝心地が悪いと感じることもあります。

「高反発マットレスの特徴」

  • 通気性が良い
  • 慣れるまで寝心地が悪い
  • 耐久性に優れ長く使える
  • 寝た時の姿勢は全体的に適度に沈む

スポーツ選手は筋肉が多く重たいので高反発の寝具の愛用者が多いです。

低反発マットレスの特徴

低反発マットレスの特徴は位置によって沈み込みが深くなりやすいことです。

もともと沈みやすいのが前提になっているので、重たい腰回りの部分が他の部分に比べて深く沈み、その他の部分も適度に沈みこんでしまいます。

そのため、全身が寝具に接地をしやすく、体圧分散に特に優れているマットレスです。

反発力が弱いので耐久性が弱く、使っていく内にへたり真ん中がへこんだままになり、からだにあっていても本来の寝心地が損なわれるので、腰痛に悩まされたり疲れが取れなくもなってきます。

からだの軽い人なら適度にお尻が沈むことで、背中のS字カーブもよく接地し、全体的にも柔らかいので寝心地は抜群になります。

「高反発マットレスの特徴」

  • 通気性が悪い
  • 柔らかくて寝心地が良い
  • 耐久性が悪く寿命が短い
  • 重たい部分が沈むやすい
  • 体圧分散に優れる

高反発と低反発で腰痛にどっちがいいか選び方

高反発と低反発の寝具ではどっちが腰痛に良いかは体系にもよって変わります。

但し、寝具は深く沈むのが原因で腰痛になりやすいので、柔らかいより硬めが良いこともあり、高反発マットレスを選んだ方を選ぶと失敗をしづらいです。

そのため、一般的には高反発マットレスの方が腰痛に良いと言われることが多いです。

しかし、高反発でも低反発でも硬さの幅は広いので、体系によってどちらを選んだ方が良いかは変わりますが、適切な硬さを選ばなければどちらも腰痛や肩こりを悪化させ、寝ても疲れが取れなくなります。

朝の腰痛に悩まされている人は体圧分散に優れたスプリングマットレスを選ぶと良いですが、「ポケットコイルとボンネルコイルの違い」と同じように、全ての人に共通をして高反発か低反発が良いようなことはありません。

重たい人は高反発マットレスを選ぶと腰痛に良い

高反発マットレスを選ぶと良いのは、標準ぐらいから太っている体重の重たい人です。

体重が60kgを超えてくる人は適度な硬さの高反発マットレスを選べば、腰回りが適度に沈んでくれてその他の部分は軽く沈む程度の姿勢になります。

そのため、接地面積が増えるので体圧分散も良いだけでなく、寝返りの回数が増えやすい傾向にあります。

体重が重たい人が高反発マットレスで寝れば、楽な姿勢で特定の部位にかかる負担を分散させるので、楽な姿勢で寝ることができ、気持ちの良い朝を迎えることができます。

高反発マットレスのおすすめや比較!腰痛に高反発の選び方やデメリット
高反発マットレスは腰痛に良いことで知られますが、メリットだけでなくデメリットもあるので悪化する人もいます。この記事で高反発マットレスの選び方だけでなく、おすすめのを比較したり評判が良いのをランキングにして、あなたのからだに合うのを見つけられます。

あなたの体重に合う高反発の硬さの目安など知りたい方は上記をご覧ください。

軽い人は低反発マットレスを選ぶと腰痛に良い

低反発マットレスを選ぶと良いのは、痩せている人や子供などの体重の軽い人です。

体重が軽くてもお尻の部分はしっかりと沈んでくれて、重みが余りかからない部分もふんわりと寝具に包まれた感じになります。

そのため、全身が寝具に接地をしやすく、柔らかいので寝心地も抜群で疲れがしっかりと取れます。

低反発マットレスは適度な硬さを選ばないと沈み込みが深くなるので選ぶのが難しく、腰痛や肩こりだけでなく疲れが取れないと悩まされることも多いです。

低反発マットレスのおすすめや比較!腰痛に低反発のデメリットや対策
柔らかいので寝心地が良いと評判の低反発マットレスですが、腰痛や肩こりに悩まされやすいデメリットもあります。この記事で低反発マットレスのおすすめだけでなく、腰痛の時の対策やランキングと比較表であなたにあう寝具を見つけられます。

あなたの体重に合う低反発の硬さの目安などを知りたい方は上記をご覧ください。

まとめ

マットレスや敷布団の寝具を選ぶ時に最も重要な項目が高反発か低反発かです。

それぞれが正反対の違いとなるので、間違えてしまうことで快適な睡眠は送れなくなります。

TVやWEBでは番組などにもよって、低反発や高反発のどちらかが全ての人に良いかのように紹介がされていることも多いです。

体重によってどちらが良いかは変わる点を伏せて、適切な硬さの体重の人が使っているのを前提で解説がされるので、実際に使ったら腰痛が悪化したなどの口コミを見かけることもあります。

どんな人でも低反発が良い訳でも高反発が良い訳でもなく、適度にあった硬さのマットレスを選ぶ必要があります。

寝具は少し硬めが良いので低反発よりも高反発のマットレスの方が良い傾向にありますが、大切なのはからだにあった反発力のを選ぶことなのを忘れないでください。

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