自分の体型に合わないマットレスは腰痛の原因にもなってきます。
寝ても途中で目が覚めてしまったり、朝の寝起きに腰痛や背中が痛いので立ちあがれないなんてことはありませんか?
寝ている7時間ぐらいの時間をマットレスの上で同じ寝姿勢となるので、自分に合わないのだと腰に負担が長時間かかりやすくなります。
- マットレスが腰痛になる原因
- 朝につらいのを解消する対策
- どうすれば気持ちよく寝れるか
自分に合う寝具は体型にもよって違うので、硬ければ良いや柔らかければ良いなんてことはありません。
朝にマットレスが原因の腰痛に悩まされている人は、解消する対策をしていくようにしましょう。
腰痛になるマットレスの原因
朝に腰痛になるマットレスの原因はからだにあった硬さを使えていないことにあります。
または、使っていくうちに劣化をしてへたりが出てくるようになったからです。
「腰痛になるマットレスの原因」
- マットレスが硬い
- マットレスが柔らかい
- 劣化して寿命のマットレス
- 寝返りが少ない
マットレスの硬さは体重や体形にもよって変わってきますので、全ての人が高反発や低反発のを使えば良いなんてことはありません。
からだにあっていない寝具を使っていくことで、硬すぎたり柔らかすぎることが、それぞれ腰痛の原因を引き起こすようになってきます。
また、寝返りはからだの負担を分散させるのに重要な役割です。
寝返りは、睡眠中に同じ体の部位が圧迫され続けることで、その部位の血液循環が滞ることを防ぎ、体の負担を和らげるために生理的におこなわれる体の動き。引用先:快眠のためのテクニック -よく眠るために必要な寝具の条件と寝相・寝返りとの関係 | e-ヘルスネット(厚生労働省)
そのため、柔らかすぎて寝返りが打てないと腰痛の原因にも関わってきます。
硬いマットレスは腰痛の原因
あなたの体重に比べて硬いマットレスで寝ると腰痛の原因になります。
マットレスがあなたの体重に比べて高反発すぎて硬いと全く沈み込みがないので、寝た時に腰が少し浮いた状態となります。
また、負担のかかる姿勢になるだけでなく、からだが寝具に接地する面積は少なくなり、腰回りや肩付近への負担が集中するようになります。
そのため、朝に硬いマットレスが原因で腰痛に悩まされるようになります。
マットレスは柔らかいのより硬いのが良いとは言われますが、人それぞれからだにあった硬さは変わってきます。
そのため、高反発マットレスが腰痛に良いと聞かされて、硬いのを選んで失敗をしてしまう人も多いです。
「硬いマットレスが原因の腰痛」
- 腰に負担のかかる姿勢
- 体圧のかかる接地面積が少ない
- 腰や背中に負担が集中する
すでに硬い寝具を使っていて腰痛に悩まされてる人は「硬いマットレスのおすすめ!硬すぎて腰痛なのを柔らかくする対策も紹介」をご覧ください。
柔らかいマットレスは腰痛の原因
あなたの体重に合わせて柔らかいマットレスで寝ると腰痛の原因になります。
マットレスや寝具が低反発すぎると、からだが沈み込むようになるので、姿勢がくの字になった状態になります。
腰が曲がった状態で長時間をその姿勢で過ごすことになるので、朝の腰痛の原因になります。
低反発マットレスは寝心地が柔らかく良いので、ホテルや旅館などでも多く使われるのですが、からだの重たい人には向いてはいません。
痩せている人などは柔らかいマットレスを選ぶと適度に沈むので良いですが、標準ぐらいから太っている人だと腰痛に悩まされることが多いです。
柔らかいマットレスが腰痛の原因になっている人は、寝具屋で短時間の試し寝でふかふかで気持が良いからと選んでしまったり、なんとくよさそうと選んでしまう人に多いです。、
「硬いマットレスが原因の腰痛」
- マットレスや敷布が沈む
- 姿勢がくの字になる
すでに柔らかい寝具で腰痛に悩まされてる人は「柔らかいマットレスを硬くする無料の対策!やわらかい寝具は腰痛や疲れる?」をご覧ください。
劣化をしてへたるマットレスは腰痛の原因
使い始めは問題なくても、途中から腰痛になっている人は、マットレスの劣化が原因となっています。
マットレスは毎日の長時間の睡眠の間、重たい人のからだをずっと支え続けています。
劣化をしてへたりがでてくると、寝具がからだの形で少し沈んだ状態のままとなり、元の形に完全には復元をしないようになるので、腰痛に悩まされるのですね。
特にお腹やお尻の脂肪がある重たい腰付近の真ん中が沈んだまま復元しなくなってきます。
そのため、からだにあっているマットレスを使っていても、劣化してへたると腰へ負担のかかる姿勢となるので、朝の腰痛の原因になってきます。
マットレスの寿命はへたるようになったらと言われることも多く、買い替えの時期となっているのですね。
マットレスが原因の腰痛対策
マットレスが原因の腰痛は対策を行えば改善されることがあります。
劣化してへたる場合やからだにまったくあっていないのであれば、すぐにでも買い替えを検討する必要があります。
しかし、マットレスの多少の硬さが原因で腰痛になってるなら、対策をすれば改善をすることができます。
「腰痛になるマットレスの対策」
- バスタオル
- 腰枕
- マットレストッパー
この中でもバスタオルを活用した方法は各家庭にある必需品でもあるので、無料で行うことができるのでおすすめです。
但し、腰枕やマットレストッパーを別に用意した方法に比べると、効果も弱くなってしまうので万能な訳ではありません。
タオルで腰痛になるマットレスの原因を対策
家に常備してるバスタオルを活用することで、無料でマットレスが原因の腰痛対策を行うことができます。
- 硬いマットレスが原因:腰が浮いてる高さに合わせタオルを敷く
- 柔らかいマットレスが原因:バスタオルを腰に巻き付ける
マットレスが原因の腰痛は寝返りの回数が少ないことも関係をしています。
からだに多少あっていないマットレスでも、寝返りをして接地する部分を変えることで、腰に集中する負担を分散させることができます。
そのため、柔らかいのが原因の人は、バスタオルを腰に巻き付けると寝ている間に寝返りの回数が少し増えやすいので、改善されることがあります。
硬い寝具は少し腰が浮いてるのが原因となるので、その高さに合わせてタオルを畳んで敷くようにしてください。
但し、どちらも寝ている時に位置がずれたり、他のからだと部分を同じようにマットレスに接してる訳ではありません。
そのため、根本的にからだにあった寝具ではないので、定期的に腰痛に悩まされるほどの人だと効果はあまりないこともあります。
腰枕で硬いマットレスの腰痛の原因を対策
硬いマットレスが原因の腰痛の人は腰枕を活用するようにしましょう。
硬すぎて浮いた腰に置く為の枕となっており、睡眠中にずっと姿勢が悪くなっているのを防ぐ効果があります。
できるだけ柔らかめの腰枕を使うことで、からだにフィットしやすく、寝た時の寝心地も良いと感じるようになるのでおすすめです。
置くタイプの腰枕は寝ている間の寝返りが原因で、朝にはずれて全く意味がないこともあります。
そのため、巻くタイプの腰枕で寝返りをしても全くずれないのを使うようにしましょう。
マットレストッパーで柔らかいマットレスで腰痛の原因を対策
柔らかいマットレスが原因の腰痛の人はマットレストッパーを活用するようにしましょう。
マットレストッパーとは寝心地を改善する為に、寝具の上に敷いて使うもののことです。
少し硬めのを上に敷くことで、沈み込みが深くなってしまうのを防ぐ効果があるのですね。
からだにあったマットレスを使っている時は、できるだけ上に何も敷かずにそのまま使い続けた方が良くはあります。
しかし、沈み込んで腰痛になってしまう時には、寝心地だけでなくその原因を解消するのにマットレストッパーは役立ちます。
主にマットレスが原因の腰痛に悩まされていない人で、寝心地を改善する為に使われることが多いですが、それ以外にも腰痛の原因の解消としても使うことができるのですね。
まとめ
マットレスが原因の腰痛はあなたの体重や体形に合わせて、からだにあっていない寝具を使っているのが根本的な原因です。
バスタオルや腰枕やマットレストッパーを活用することで、改善されることはあります。
しかし、根本的に寝具がからだにあっていなければ、また腰痛や疲れが取れないと悩まされるようになってきます。
そのため、マットレスが原因で腰痛になっているのを対策して一時しのぎをするのではなく、根本的な問題のからだにあった寝具の買い替えをするのがおすすめです。
マットレスや寝具は硬すぎても柔らかすぎても駄目で、体系や体重を考慮して適度なのを使うことで、負担がかからないようになってきます。
あなたのからだにあった寝具は『腰痛マットレスの選び方』で体重別の硬さが分かるので、買い替えを検討していなくても最低限は知っておくようにしましょう。